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わんにゃんブログ~part13~

皆さんこんにちは!

ワンニャンキャブの更新担当の中西です!

 

さて今回は

~秋から冬へ~

 

11月になると、朝晩の冷え込みが一気に強まり、昼との寒暖差が大きくなる季節です。
この時期、ペット輸送業者にとって最も注意すべきなのが**「温度変化」と「移動ストレス」**。
愛犬・愛猫・小動物たちが快適に目的地へ到着できるよう、輸送環境の細やかな配慮が欠かせません。

1. ペットが感じる“気温のギャップ”

犬や猫は人間以上に気温変化に敏感です。
特に11月は、日中は20℃前後でも朝晩は10℃以下になることが多く、
車内や空港貨物室の温度差がストレスの原因になります。

🐶 犬の場合:短毛種や小型犬は冷えに弱く、輸送時はブランケットや毛布で体を包む工夫を。
🐱 猫の場合:温度よりも“環境変化”に弱く、暗くて落ち着けるキャリー環境を確保するのがポイント。
🐰 小動物(うさぎ・ハムスター等):気温15℃以下では体温維持が難しいため、保温材必須。

2. 車両輸送時の温度管理

ペット専用輸送車は、11月以降ヒーター+サーキュレーターを併用して温度ムラを防ぎます。
ただし温めすぎは禁物。湿度40〜60%を保ち、乾燥で喉を痛めないよう管理します。

長距離輸送では途中休憩時の室内温度確認が必須。
スタッフ同士で「出発・中間・到着」それぞれの環境データを共有し、温度変化を最小化します📊。

3. 空輸の注意点✈️

航空会社によっては11月から“冬季モード”の扱いになります。
貨物室は加温されるものの、積み下ろし時は屋外に出るため、待機時間の短縮が安全確保のカギ。
当社(例)では、事前に便変更・預け時間調整を行い、気象状況を見ながら最適ルートを選択します。

4. 輸送前の準備

・輸送1週間前から健康チェック
・食事は出発2時間前までに済ませる
・ケージ内には飼い主の匂いがついたタオルを入れる🧺
→これだけでストレス軽減率は大幅にアップします。

5. まとめ

11月は“冷え始めの油断期”。
輸送中のペットにとっては、温度1℃の差も体調を左右します。
安全と安心を両立するには、機械任せではなく、**「温度+心のケア」**が大切です。
私たち輸送スタッフは、ペット一頭一頭を“家族の一員”として扱う──その意識が最良のサービスにつながります🐾✨。